コロナ禍が続きます。
少し落ち着いたような気もしますが、引き続き気を付けて過ごしていきたいと思います。
マスクも普通に売ってますしね。
もうひと踏ん張りってとこでしょうか。

修理のご依頼って意外と被ることが多いんです。
ネック折れとかフレット交換とか…
今回はピックガードでした。

結構レアなGibsonのSG-Zというモデル。
2000年初頭の限定品だったと思います。
無くしてしまったピックガードを製作、全体調整のご依頼です。

ピックガードって純正品でもポン付けが難しかったりしますが、今回は当然売っておらず…。
Webや資料などで情報収集し、ボディに残った僅かな痕跡を元に型起こし。
ほぼ同じように作れたのではないかと思います。
そのあとは素材を機械で抜いて整形して取り付けです。
言葉で書くとアッサリしてますが、ここまでに至るには結構時間が掛かったりするものです。
また素材を抜くときのトリマーって結構危ない機械なので神経使いますし、ビスや外周の面取りの角度で仕上がりが変わってきますので、最後まで神経を使う仕事だったりします。
(失敗したら修正は無理ですし、失敗したものは別に使えることは無いので、ただただ素材代赤字に…)
全部終わった後の掃除も大変ですしね(笑)

良い感じに再現できたと思います。
SG-Zのピックガードを作って欲しいという方はもういらっしゃらないと思いますが(笑)、型が出来たので次はもっとスムースにお仕事が出来ますね(笑)

他にもアクリル素材や素材持ち込みでの製作依頼いただきました。
アクリルはキレイに仕上げるのも、お渡しまでキレイに保つのも、普通の素材よりずっと神経使いますが、その分仕上がった時の光沢は達成感も含め格別です(笑)
またオールドのピックガードのように、大きめの面取りをした外周仕様もカッコいいですね。
これも当方は手仕上げしかやり方が無いので、ずっと時間が掛かります。

そんなこんなで神経を使うお仕事が重なってきたので、達成感で充実です(笑)
こんな世の中ですが、楽器調整や修理で少しでも皆様のステイホームのお手伝いが出来れば…と思います。
お気軽にお尋ねください。
これからも頑張って営業していきます。

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皆様の素敵な楽しい音楽ライフのお手伝いが出来ればと思います。