クリスマスが終わり、もう年末…。
早いものです。
年内に大きい仕事が一つ終わったのでほっとしています。
F/JのST57をスキャロップ加工、ジャンボフレット、ブラスナット交換依頼を頂きました。
いわゆるインギー仕様になります。
スキャロップ加工はネックの剛性が落ちる、つまり強度が変わるため、じっくり進めていきます。
現状はヴィンテージ仕様の7.25’なのでR変更も行います。
サイドポジションが指板表面に出てしまうと修正はほぼ不可能だと思うので、慎重に深さを決めます。
その後、再度ストレートをしっかり確認し、一度シーラーを吹いてまた研磨。
その後フレットを入れていきます。
その後もう一度スキャロップを成型して再塗装。
やたら手間がかかっているように思われるでしょうが、フレットの際までスキャロップをキレイにつなげるにはこうするのが良いと思って進めました。
滅茶苦茶時間かかりましたが(笑)、その分良い感じに仕上がったと思います。
塗装していきます。
色合わせが上手くいくとテンション上がります。
牛骨とは全然違う加工の難易度。
削れないし熱持つしでかなりの強敵です。
しかもF/Jはナット底にRがついていますし整形も大変です。
ここも通常の倍以上は時間かかってると思います(笑)
良い年が迎えれると思います。(笑)
お客様にも喜んで頂けた様で何よりです。
頑張った甲斐が有りました。
スモールヘッドにスキャロップはちょっと新鮮ですね。
年末年始、楽しんで弾きまくって頂ければ幸いです。