大変遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます&新成人の方、おめでとうございます(笑)
今年の年明けは色々お仕事を頂き、Webを放置してしまいました…。
本年も一層、精進してまいります。
バンドマン、ソロプレイヤー、ガチ勢、エンジョイ勢の皆様。
何かお困りの際はお気軽にお尋ねください。
今回はエントリークラスのTL、擦り合わせ、全体調整のご依頼を頂きました。
モノはお客様曰く、エントリークラスのバッカスTLとのこと。
何より目を引くこの模様。
壁紙用?の紙が貼ってあり、なんとお知り合いの方(本職?)が手掛けたそうです。
ブルーフラワーではなく、ブラックフラワーとでも言いましょうか。
PGとボディの模様のつながりや、仕上がり具合と言い、すごい上手にされています。
正直、当方にご依頼頂いたとしても同じくらいキレイにできるかはちょっと微妙で、ちょっと悔しいくらいです。(笑)
ウレタンでグロッシーに仕上げたいですが、重くなりそうですね(笑)
症状としては主に、
・音詰まり
・ピッチが不安定で前に飛んでこない
という感じでした。
フレット浮きやナットも高く、整形もカッコ悪かったので、擦り合わせとマイク高さ、弦高等の各種調整で使える状態へ。
入門機でも個体差がある中、しっかり修理、調整すればそこそこ使える状態になります。
(ネックがダメな場合はどうしようもありませんけど。)
入門機のくせに、何故そうなっていないか…は詳しい方はご存知と存じます。
音の好みは人それぞれですし、安いやつは音が悪い…というわけでもないと思います。
勿論、楽器としての精度、耐久性は言うまでも有りませんが…。
(金属パーツやナット、柔らかすぎです。フレットなんか片手でクニャクニャに曲げれますしね。)
本体価格が修理代金に迫ることもよくあります。
ですがそうすることで愛着も湧きますし、モノを大事にしていくと思います。
そうやって気軽に弄れるのもギターのいいところだと思います。
例えお安くても、オーナーにとっては大事な楽器。
少しでも末永く楽しんでもらえるように、尽力させて頂きます。
…もちろんハイエンド系のほうがテンション上がりますけどね(笑)